ubuntuにRuby on Rails環境を構築してみよう!

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Ruby on Rails環境を構築するには、RubyとRailsのインストールが必要です。 しかし、「Rubyのバージョン管理をしたい」や「Railsに必要なパッケージは何だろう」など考えると、インストールには手間がかかります。

そこで、今回はubuntuにRuby on Rails環境を構築する手順を紹介します。 Rubyのバージョン管理に必要なrbenvの使い方やRailsのインストールを行っていきます。

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rbenv / ruby-buildとは

rbenvとは、Rubyのバージョン管理を行うコマンドラインツールです。複数のバージョンを管理したり、ローカルディレクトリ毎にバージョンを変えることができます。

ruby-buildとは、rbenvにRubyをインストールするためのプラグインです。このプラグインで、rbenvに各バージョンのRubyをインストールできるようになります。

rbenv / ruby-buildをインストール

まずは、gitでrbenvとruby-buildをインストールしていきます。

$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build

次に、rbenvを使えるようにするため、.bashrcへ追記します。追記内容は、rbenvのパスを環境変数PATHに追加と、rbenvを初期化するためのコマンドです。

$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc

シェルを再読み込みし、「rbenv-doctor」でrbenvが問題なく使えることを確認します。

$ source ~/.bashrc
$ curl -fsSL https://github.com/rbenv/rbenv-installer/raw/master/bin/rbenv-doctor | bash
Checking for `rbenv' in PATH: /home/yuitoku/.rbenv/bin/rbenv
Checking for rbenv shims in PATH: OK
Checking `rbenv install' support: /home/yuitoku/.rbenv/plugins/ruby-build/bin/rbenv-install (ruby-build 20171226-3-g01e7b7b)
Counting installed Ruby versions: none
  There aren't any Ruby versions installed under `/home/yuitoku/.rbenv/versions'.
  You can install Ruby versions like so: rbenv install 2.2.4
Checking RubyGems settings: OK
Auditing installed plugins: OK

これで、rbenvとruby-buildのインストールは完了です。Rubyのバージョン管理の準備ができましたので、必要なRubyをインストールしていきます。

Rubyをインストール

それでは、Rubyをインストールしていきましょう。インストールできるRubyのバージョンを確認したのち、Rubyをインストールしていきます。今回は、2.5.0をインストールします。

$ rbenv install --list
Available versions:
  1.8.5-p52
  1.8.5-p113
~~~
  2.5.0
  2.6.0-dev

$ rbenv install 2.5.0
Downloading ruby-2.5.0.tar.bz2...
-> https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.5/ruby-2.5.0.tar.bz2
Installing ruby-2.5.0...
Installed ruby-2.5.0 to /home/yuitoku/.rbenv/versions/2.5.0

インストールできたことを確認し、rbenvで使用するRubyを設定します。

$ rbenv versions
* system (set by /home/yuitoku/.rbenv/version)
  2.5.0

$ rbenv global 2.5.0
$ ruby --version
ruby 2.5.0p0 (2017-12-25 revision 61468) [x86_64-linux]

これで、Rubyのバージョン管理ができるようになりました。複数のRubyバーションをインストールしておけば、簡単にバージョンを変えることができます。

Ruby on Railsをインストール

Rubyのインストールが終わりましたので、次はRuby on Railsをインストールしていきます。Railsに必要なパッケージは以下の2つです。

  • libsqlite3-dev…Railsインストール時に必要
  • nodejs…Rails起動時に必要
$ sudo apt-get install libsqlite3-dev nodejs

必要なパッケージのインストールが終わりましたら、Railsをインストールしましょう。

$ gem install rails
$ rails --version
Rails 5.1.5

最後に、アプリを作成し、Railsを起動します。ブラウザで「http://localhost:3000」にアクセスし、Railsのトップ画面が表示されれば、環境構築は完成です。

$ rails new sample
$ cd sample
$ rails server
=> Booting Puma
=> Rails 5.1.5 application starting in development 
=> Run `rails server -h` for more startup options
Puma starting in single mode...
* Version 3.11.2 (ruby 2.5.0-p0), codename: Love Song
* Min threads: 5, max threads: 5
* Environment: development
* Listening on tcp://0.0.0.0:3000
Use Ctrl-C to stop

rails

Warning:The dependency tzinfo-data〜

アプリ作成時にWarningが表示される場合があります。tzinfo-dataとは、タイムゾーンを扱うライブラリですが、ubuntuでは不要であるため、気にしなくてよいWarningです。

もし、気になる場合は、以下の対策をすることでWarningを消すことができます。

  1. Gemfileの「gem 'tzinfo-data'」からplatformsオプションを削除し、「bundle update」を実行する
  2. Gemfileから「gem 'tzinfo-data'」の行を消去する
  3. 「bundle lock --add-platform mingw, mswin, x64_mingw, jruby」を実行する
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